エフセキュア株式会社は27日、SaaS型マルウェア対策ソリューション「プロテクション サービス ビジネス(PSB)」のWindows Server向けである「PSB サーバ」および「PSB メールサーバ」に、新機能を追加すると発表した。
「PSB サーバ」は、Windows Server向けのマルウェア対策ソリューション。一方の「PSB メールサーバ」は、Microsoft Exchange Server、Microsoft Windows Terminal/RDP service、Citrix XenAppといった製品の利用環境に向けたマルウェア対策ソリューションである。
今回は両ソリューションにおいて、OSと主要アプリケーションのパッチ管理を行える「ソフトウェア アップデータ」機能が追加された。近年のマルウェアの80%以上は、OSやアプリケーションの脆弱性を悪用しているため、セキュリティパッチをタイムリーに適用することは極めて重要になっているという。またセキュリティパッチは管理ポータルより一元管理できることから、パッチ管理の運用コスト削減にも寄与するとした。
さらに「PSB メールサーバ」では、Microsoft SharePointに対応する保護機能が追加されている。