株式会社富士通システムズ・ウエストは12日、デスクトップ仮想化（VDI）をワンストップでサポートする「FUJITSU Infrastructure System Integration VDIイノベーションサービス」（以下、VDIイノベーションサービス）を発表した。7月1日より提供開始する。
VDIイノベーションサービスは、VDIの検討・検証から導入、運用までをトータルで支援するサービス。無償アセスメントサービスで最適なVDIソリューションを選定し、構築から運用まで、VDI専任のSEがワンストップでサポートするという。また、同社のデータセンターを使ったトライアル環境での検証を行えるようにすることで、運用開始後のトラブルを未然に防げるのも特徴とのこと。このトライアル環境には、トライアル環境には日本マイクロソフトやネットアップのコンポーネントを実装し、顧客固有の環境に対する検証を実現した。
設計と導入の支援については、アプリケーション、ネットワーク状況などを現地で調査し、VDIソリューション、ネットワーク、セキュリティサーバー、ストレージのサイジングまで含めて、設計支援や構築作業を実施する。アプリケーションの事前検証を行う場合には、プロトタイプの検証環境の構築や検証作業を支援するとした。
富士通システムズ・ウエストでは、2014年度に2億円、3年間で合計10億円の売り上げを見込んでいる。